2014年09月30日

中国のスパイ機関「孔子学院」、シカゴ大が閉鎖決定

突然ですが「孔子学院」というものをご存知でしょうか?


孔子学院とは、日本外務省が「独自の主張を発信している中国政府の情報工作機関」と認定している中国政府が予算を出す公的中国語教室のことです(現在、日本には約20の大学に設置されているとされています)。
孔子学院が中国共産党の対外宣伝工作機関であるということは、中国共産党関係者も認めています。


各国で批判が高まっており、今年6月には約4万7000人の会員を擁する米国大学教授協会(AAUP)が孔子学院を追放する声明を出しています。


当サイトでも何回か記事にしていますので記事の一覧を記しておきます。
読まれますと、どのようなものなのかイメージがつかめると思われます。


[当サイトの孔子学院関連記事一覧]
http://3gensoku.seesaa.net/tag/%8DE%8Eq%8Aw%89%40


この孔子学院、各国で批判の的になっているのですが、この度、米シカゴ大学が閉鎖に踏み切りました。
米国で孔子学院が閉鎖されるのは初めてとのことです。


 米イリノイ州の名門校、シカゴ大学はこのほど「中国のソフトパワー輸出基地」である孔子学院の閉鎖を米国で初めて決定した。孔子学院は米国の主要大学90校余りに設置されている。

 シカゴ大は25日、2009年に孔子学院と結んだ契約が29日に満了するとした上で「数カ月にわたり契約更新に努力したが失敗した」と説明した。

 舞台裏での対立は深刻だった。シカゴ大の教授108人は今年5月「孔子学院は中国政府の宣伝手段であり、学問の自由を踏みにじっている」として閉鎖を求めた。今月初め、シカゴ大の孔子学院の管理責任者は、中国メディアの取材に対し「シカゴ大側に『出て行けというなら出て行く』と伝えると、大学関係者が飛んできて契約延長を求めた」と語った。これに怒ったシカゴ大は「そんな報道まで登場する状況で、孔子学院と対等なパートナーシップを維持することはできない」と表明した。

 孔子学院が広めようとする思想は、究極的には米国の根本的価値観である「自由」「平等」と衝突するため、今後も孔子学院を追放する動きは続くとみられている。

 米ウォール・ストリート・ジャーナルは、孔子学院で台湾、チベット、中国政府が非合法化した気功団体の法輪功などは絶対に討論課題にはなり得ないと指摘した。孔子学院の教材、講師、予算も中国政府が決定する。約4万7000人の会員がいる米大学教授評議会は今年6月、米国の大学から孔子学院を追放することを求める声明も発表した。

[「中国政府の宣伝手段」孔子学院、シカゴ大が閉鎖決定]
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/29/2014092901622.html


孔子学院については定期的に記事になっているのですが、ネット保守内でもあまり話題にならないように感じます。
アメリカ、カナダなどで対立が深刻化しているとされていますが、日本にも孔子学院は多く存在し、早稲田大学、立命館大学などの有名大学内にも設置されています。


それにもかかわらずインターネットで「孔子学院」と検索しても批判的な記事は上位にはまったく表示されません。
ネットでもこのような状態では、一般人は実態について知るよしもないのでしょう・・。
もっと啓蒙していかなければなりません。


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参考資料:[孔子学院は全世界で約400、米国では九十数カ所が開設された。日本でも立命館大学、早稲田大学、桜美林大学など約20大学に開かれた]
(1)http://megalodon.jp/2014-0723-0326-36/jbpress.ismedia.jp/articles/-/41296
(2)http://megalodon.jp/2014-0723-1745-55/jbpress.ismedia.jp/articles/-/41296?page=2
(3)http://megalodon.jp/2014-0723-1747-28/jbpress.ismedia.jp/articles/-/41296?page=3
タグ:孔子学院
posted by K_美樹 at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ロビー活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月11日

中国政府の情報工作機関「孔子学院」

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先日、コメントくださった方、どうもありがとうございます。
現在、体調が思わしくなく、すべての方にレスを返すことができない状態です。
コメントも開放もしておりません(よほど体調が良い場合は返信していますが)。
この場にて、お礼申し上げます m(_ _)m
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日本外務省が「独自の主張を発信している中国政府の情報工作機関」と認定している公的中国語教室「孔子学院」について、幾つかニュースが出ていますのでご紹介いたします。


ちなみに孔子学院については、当サイトでも過去に何回か記事にしております。
一読されますと、これがどういった物なのかわかるかもしれません。

[優秀な中韓の情報工作]
http://3gensoku.seesaa.net/article/396483265.html

[中国の情報工作戦略]
http://3gensoku.seesaa.net/article/396726630.html


zakzakが「孔子学院、実態は中国宣伝機関」という記事を発信していまので、紹介いたします。


 【北京=矢板明夫】中国語と中国文化を教える学校という形を取っている孔子学院だが、かつて中国教育省の高官は講演で、「わが国の外交と対外宣伝工作の重要な一部だ」と強調したことがあった。世界各国ですでに400カ所以上に設置されているが、中国当局の価値観を現地の学生に押しつけるなど、これまでも各国で批判されてきた。2012年には米国で、同学院の講師の査証(ビザ)更新が一時認められなかったこともあった。

 孔子学院は中国教育省が03年から推進している国家プロジェクト。04年にソウルで1校目が設置された後、毎月数校ペースで米国、欧州、アフリカ、南太平洋などに学校を設置しその数を着実に増やしていった。

 教師は原則として、現地採用ではなく中国国内から派遣され、教科書も全て中国当局の作成したものを使用しているという。

 孔子学院に詳しい中国共産党関係者によると、同学院がつくられた背景には、1989年の民主化を弾圧した天安門事件があるという。事件後、海外に亡命した多くの知識人は各地で中国語教室を開いた。言葉を教えると同時に中国共産党の一党独裁体制をも批判した。「このままでは世界中で反中分子が増える」と焦った中国当局が、その対策として孔子学院の設置に取りかかったとされる。

 政府主導で自国の言葉や文化を広める組織としては英国のブリティッシュ・カウンシルや、フランスのアリアンス・フランセーズなどがある。ほとんどは独立した語学学校という形を取っている。

 しかし、孔子学院は各国の大学と提携し、その大学の中で授業を行う。教師の給料などの費用も中国政府が支給し、採算を完全に度外視していることが最大の特徴だ。

 中国の教育関係者は「大学の中に設置されていると、学生たちは、孔子学院の授業はその国の公的教育の一環と理解しがちだ。また、その方が中国の価値観と文化を浸透させやすい」と話している。

[孔子学院、実態は中国宣伝機関]
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140619/frn1406191545006-n1.htm


上記にあります通り、孔子学院は各国の大学のキャンパス内に設置され、その授業は大学の卒業単位として認められます。
その国の教育システムの中に限りなく自然な形で組み込まれています。


大学内に設置され、大学の単位としても認定される施設に対して疑念を抱く学生は少ないことでしょう(特に反中感情の少ない国であれば)。


この孔子学院、現在、日本では12の大学内に設置されています。
世界では120カ国1086校存在します(関係機関“孔子課堂”含む)。


各国でも問題視されてきているようです。
米国では、米国大学教授協会(AAUP)が批判声明を出しました。


 【ニューヨーク=黒沢潤】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は17日、米国大学教授協会(AAUP)が中国政府系の文化機関「孔子学院」をキャンパス内に誘致した米国内の大学に対し、設置の是非を改めて検討するよう求めていると報じた。講師陣の選定や授業内容に中国政府の意向が強く反映し、「学問の自由」が侵害されているためだという。

 教授協会によれば、カナダを含む北米地域には現在、孔子学院が九十数カ所ある。協会が各大学向けに出した声明によれば、孔子学院での講師陣採用や指導、カリキュラムの選定、授業での議論が「(中国の)国家方針」に沿う形で行われている。また、学院内での活動は、孔子学院の運営母体で、「漢弁(ハンバン)」と通称される中国教育省の傘下機関の監督下にあるという。

 声明は「孔子学院は中国国家の手足として機能しており、『学問の自由』が無視されている」と批判。こうした状況が改善されない場合、「学院との関係を絶つ」べきだとしている。

 孔子学院をめぐっては、米マイアミ大学の教授が2012年、中国の軍拡化や中国指導部内の派閥争い、台湾問題、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世−に関する議論を禁じている、と非難していた。

 孔子学院への批判は隣国カナダでより強く、カナダ大学教師協会(CAUT)は昨年12月、同様の声明を発表し、大学に学院との関係見直しを求めていた。

[孔子学院設置、米教授協会が見直し要求 「中国国家の手先、学問の自由を侵害」]
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140619/frn1406191145002-n1.htm


カナダのトロント教育委員会も孔子学院の暫時閉校に動き始めました。


トロント教育委員会が勇断。「孔子学院は中国の宣伝機関だ」と暫時閉校
   カナダ市民は孔子学院の真の目的に猜疑心を抱いた
******************************

 カナダのトロントにある「孔子学院」の前でPTAがプラカードを掲げて、反対運動を展開している。カリキュラムの偏向を問題視しているのだ。

そもそも「孔子学院とは孔子に名を借りて中国共産党の宣伝をしている。教育目的を逸脱し子供らの教育に向上に役に立たない」とするカナダ市民、とくに中国系住民の抗議が教育委員会に集中していた。カナダへ移住した中国人は共産党をきらって国を捨てた人々が多い。

 トロント教育委員会は「孔子学院の九月再開」を暫定的に中止させる動機を圧倒的多数で可決させた(14年6月25日、EPOCH TIMES)。

 決議案は付帯条件に「もし再開させるのであれば、教材の公開を義務付ける」とした。

 教育委員会が強く問題としているのは孔子思想を教える機関ではなく、まさに中国共産党政治局常務委員の劉雲山が指摘したように「孔子学院は中国の文化戦争の戦場であり、かならず中国が使用している教材を使用し、中国的社会主義を世界に拡大する目的がある」としていることだ。

 トロントの孔子学院は2011年に37名の教職員が中国に招待され、五星ホテルと豪華レストランで連日もてなされてきた。そのあげくにカナダに孔子学院が開設された経緯がある。まるで中国政府の出資による文化戦争の先兵として利用されていると批判が渦巻いていたのだ(もっとも習いに来る人たちは孔子より、中国語を習得することが目的であり、実務的である)。

 すでに2004年以来、世界的規模で孔子学院は開設されており、世界各地に400.膨大な資金が中国から投じられているが、とくに米国コロンビア大学に開設されて孔子学院には100万ドルが供与された。(以下略)

[トロント教育委員会が勇断。「孔子学院は中国の宣伝機関だ」と暫時閉校]
ttp://melma.com/backnumber_45206_6054817/


この孔子学院、問題点が指摘されるようになってから随分と経つのですが、なぜかネット上でもあまり話題にならず、情報もあまり引っかからないように思います。


どうしてなのでしょうか。。
オフラインならともかくネット上でもあまり周知が進んでいないような・・。


もっと活動に力を入れなければなりませんね、、。


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タグ:孔子学院
posted by K_美樹 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ロビー活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

中国の情報工作戦略

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先日、コメントくださった方、どうもありがとうございます。
現在、体調が思わしくなく、すべての方にレスを返すことができない状態です。
コメントも開放もしておりません(よほど体調が良い場合は返信していますが)。
この場にて、お礼申し上げます m(_ _)m
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前回の記事にコメントくださった方(恩返しの方)、私はあなたのことを存じております。
そして、あなたに、ここを教えた方についてもわかります。
コメントについてですが私にはあまり難しいことはわかりませんので(^^;、今のところ公開しておりません。
Twitterかメルアドを教えていただければ何か協力できること、あるかもしれません m(_ _)m


*        *        *


つい先日、『優秀な中韓の情報工作』という記事を書いたのですが、この記事の中で中国政府の情報工作機関(と云われている)「孔子学院」について触れました。


いくつかコメントをいただきましたので読みましたところ、意外とこの事実について知らない方が多いようです。


外務省は、この孔子学院について「独自の主張を重層的に発信している」とし、中国の情報工作の一環であると指摘していますが、つい先日、BLOGOSにもこの孔子学院についての記事が掲載されていることに気がつきました。


海外メディアの報道や海外の識者の声、海外の大学(孔子学院が設置されている大学)の動向などを載せています。


あまりツイートもブックマークもされておらず、寂しい状況ですので当サイトで紹介いたしましょう(^^;


一部のみ引用しておきます(URL先で詳細が読めます)。


中国反体制派メディア「大紀元」日本語版が5月2日報じたところによると、米シカゴ大学の100人以上の教職員は、同校にある中国教育機関「孔子学院」が中国の情報機関的役割を果たしている、としてその閉鎖を求める署名を同大学に提出したという。

大紀元は「孔子学院は共産党の海外宣伝機関であり、中国政府の資金支援により運営されている。そのため政治性が強い」という。具体的には、「孔子学院は中国教育部の下級部門である国家漢語教育指導弁公室(漢弁)に管轄され、漢弁に派遣された人物が教鞭をとる」という。(中略)

中国から贈呈されたり、仮契約で動物園に派遣されるパンダの可愛らしさにコロッとやられ、次に、「孔子学院」に招かれ、中国共産党の思想や政治路線を紹介され、模範学生や大学教授には中国招待のプレゼントまで付く、といったプロセスが待っている。そして親中派知識人が生まれ、彼らは中国で問題や不祥事が生じる度に擁護の論陣を張る、といった具合だ。

なお、「孔子学院」は中国の反日工作にも利用されている。日本側はその言動に注意すべきだろう。

[中国の「パンダ」と「孔子学院」に注意]
http://blogos.com/article/85825/


先日の外務省の分析通りといった感じでしょうか・・。
海外でも批判が高まっているようです。


URL先の記事を読めばわかりますが、廃止運動が起きたのはシカゴ大学だけではありません。


ちなみに先日の記事(優秀な中韓の情報工作)に書きましたが、この孔子学院、すでに日本では12の大学と提携、大学内に設置されています・・。


大学に入学後、中国語を自発的に学ぼうと思った人が、大学内に設置されている中国語教室(孔子学院)と接触するのは自然な流れなのでしょう。


中国語を学び、身につけようと希望に燃えている学生なのですから中国について理解したい・・・可能ならば架け橋になりたい、と考えている方も多く居ることでしょう。。
そのような方が以下のようなレールに乗るというのは想像に難くありません(特に反中感情の無い外国の大学であればそうでしょう)。


>中国共産党の思想や政治路線を紹介され、模範学生や大学教授には
>中国招待のプレゼントまで付く、といったプロセスが待っている。
>そして親中派知識人が生まれ、彼らは中国で問題や不祥事が生じる度に
>擁護の論陣を張る。


孔子学院は日本の大学にも多く存在します。
できるだけ多くの人に知って欲しい事実です。。


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タグ:孔子学院
posted by K_美樹 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ロビー活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月07日

優秀な中韓の情報工作

産経新聞が、外務省が作成した「中国・韓国のプロパガンダについての分析資料」を入手し、その概要を記事にしています。
一部引用してみます。


(前略)外務省の内部文書によると、中国による宣伝活動について「独自の主張に基づき、歴史認識を焦点とした全面的な対日批判を展開している」と指摘した。具体的には、国連総会や首脳会談といった国際会議を活用しているほか、海外メディアやシンクタンクを通じて宣伝活動を繰り広げているとした。

 欧米などの第三国に対しては「政府よりも学者、有識者、記者による発信」を積極的に利用、欧米主要メディアに「中国の発信に影響を受けた報道がある」という。さらに、国営中国中央テレビ(CCTV)の多言語チャンネルや、世界120カ国で1086校に及ぶ中国語・文化教育拠点「孔子学院・課堂」が「独自の主張を重層的に発信している」と記した。中国は2020年までに孔子学院・課堂を全世界に配置する構えだ。

 韓国の動きについては「地方自治体、民間団体、個人による積極的な活動」がみられ、慰安婦や竹島、日本海の「東海」呼称で「強い働きかけ」を展開しているという。米国内では在米韓国人が活発に動いていることを指摘した。

 竹島に関する情報戦略については「領土問題ではなく歴史問題と主張し、竹島の歴史を自国の主張に沿うように解釈している」と分析した。

                   ◇

 ■日本 広報強化も…遠い「官民一体」

 安倍晋三政権は、中韓が仕掛ける「情報戦」に対抗するため、平成26年度に予算を大幅に増額した。内閣府は「政府広報・広聴活動の推進、国際広報の強化」に25年度の44億円から65億円、外務省も「領土保全対策費」に25年度の8億1000万円から10億円をそれぞれ計上している。

 尖閣諸島や竹島に対する日本の主張を政府の動画サイトで配信して対抗、昨年末の安倍首相の靖国参拝に中国が内外で批判を展開すると海外の新聞に反論文を掲載してきた。各国でセミナーを積極的に開催したり、世界の有識者への接触を頻繁に図ったりすることで、日本の主張の理解を深めてもらう方向で対外情報戦略を進める考えだ。

 ただ、政府関係者は「中韓は官民一体での一致団結した活動を完璧に行っている」と驚きを隠さない。逆に日本の場合、「官民一体」には程遠く、「政府が前面に出る情報発信は先進民主国として世界の共感が得られない。相手の土俵に乗らないことだ」(外務省幹部)という消極姿勢も聞こえる。(以下略)

[プロパガンダを分析 外務省内部文書 中国はメディア活用 韓国は地方から展開]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140504/plc14050409000001-n1.htm


知っている内容もありますが、いちおう外務省も考えてはいるようです。
予算の増額や動画の多言語配信など、近年は外務省も活動を活発化させていますね。
(日本の動きの優勢を伝える韓国メディアもありましたね)


しかし、何度か書いていますが、中韓(特に中国)の情報工作は優秀です。
インターネットでは中韓を嘲り、おちょくるような発信が目に付きますが、調べれば調べるほど驚くべきことを行っています。


上記記事に「孔子学院」という文字があります。
サラっと書いてありますので見逃してしまいそうですが、これが何かと申しますと、中国が各国の大学と提携して大学内に設置している中国語教室(公的機関)のことです。


ちなみに日本にもあります。
wikiによりますと現在日本に設置されている孔子学院は、


立命館大学、
桜美林大学、
北陸大学、
愛知大学、
立命館アジア太平洋大学、
札幌大学、
大阪産業大学、
岡山商科大学、
早稲田大学、
工学院大学、
福山大学、
関西外国語大学、


などの大学に設置されているそうです。
そしてこれは大学のキャンパス内に設置されているのです。
そしてwikiには


「孔子学院は設置認可上において大学別科(専攻科)の扱いだが、特例として所定の単位を取得すれば、日本の大学及び中国の大学への編入も認められる。」


と記されています。。
ようするに大学の一部門のように、自然な形で国家の教育制度の中に入り込んでいます。
(大学キャンパス内に存在し、国内大学の単位として認定される教育施設に誰が疑念を抱くでしょうか?)


外務省は、これが「独自の主張を重層的に発信している」と認定していますが、このような施設が、すでに「世界120カ国で1086校」あるとのことです・・。


さらに「国営中国中央テレビ(CCTV)の多言語チャンネル」という物の存在について、“さらり”と書かれていますが、中国の海外へ向けての情報発信(プロパンガンダ)は、日本の比ではありません。
以下は、櫻井よしこさんが書いた記事の引用文になります。


 中国は2010年7月に中国版CNNともいえる国営新華社通信運営の「CNCワールド」という国際放送を開始し、24時間、365日休むことなく中国の立場に立ったメッセージを発信し続けています。

CNCはニューヨークのタイムズスクエアに大きなスタジオを構え、引き抜いてきた有能なアメリカ人キャスターに、流暢な英語で中国の視点に立った情報などを伝えさせています。


ネイティブを使って発信しているのですね・・・24時間365日。。
国営で多言語とありますので、おそらくロシア、ドイツ、フランス、イタリア、インド、ブラジル(ポルトガル語)、アラブ諸国などへも発信しているのでしょう。


櫻井よしこさんは以下のように続けています。


 CNCでの放送に加えて中国はまた、アメリカを中心とする海外のシンクタンクや大学、研究者、シンポジウムなどに巨額の寄付をし、識者や政治家、マスコミなど、さまざまなレベルに働きかけ、日本がいかに卑劣な国であるかを伝え続けています

世界中に増え続けている中国語教育機関である孔子学院も、そうした情報戦略の一環です。

中国政府が毎年費やす対外広報予算はなんと、9000億円を超えます。

ttp://megalodon.jp/2013-1210-1016-15/zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130813-00000000-pseven-soci


中国政府が費やす対外広報予算は年間9000億円を超えるとのことです・・・。


産経によりますと日本側は75億円(65億+10億)を計上しているとあります(これでも増額しているそうです)。
9000億円とは、ちょっと想像がつかないような数字です。


中国政府の対外広報予算というものが、どういうものなのか内訳がわかりませんので単純に比較はできませんが私は非常に脅威を感じます。


*        *        *


ちなみに、この記事のタイトルは、『優秀な中韓の情報工作』ですが、こういう記事を書きますと「日本を貶めるな工作員!、おとなしくウンコ食ってろww」という投書がくることがあります。


「馬鹿か!役に立たない海外広報に金を巻き上げられる特亜!!」と書かなければ工作員なのでしょうか・・。


以前、このサイトを訪れた方でアメリカ在住(数十年)の方が、「日本のネットは中韓を“おちょくる”ような言動が多いようだけど現実見えてますか?」ということをおっしゃれられていました・・・ちょっと考えさせられてしまいました。。



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タグ:孔子学院
posted by K_美樹 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ロビー活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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