2014年07月03日

北朝鮮「中国は千年の敵」

北朝鮮の軍部が「中国は千年の敵」と言っているそうです。。


 中国の国家主席に習近平氏が就任して以降、北朝鮮よりも先に韓国を訪問することについて、北朝鮮側が強く反発していることが1日、分かった。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が政権を握ってから2年半たったが、習主席は中国に足を踏み入れていないままだ。

 北朝鮮内部の事情に詳しい消息筋は1日「北朝鮮軍部は最近、中国に対し『千年の敵』という表現を使って非難を強めている」と明らかにした。この消息筋によると、軍指揮官を養成する学校には「中国は裏切り者で、われわれの敵」と書かれた額や「中国の犬を殴り殺せ」というスローガンも掲げられているという。北朝鮮は今年4月、軍幹部を対象とした内部講演でも「米国側に立ち、われわれの核自主権を非難する中国は悪い隣人であり、理念よりもカネを優先させる組織になった」と非難したと伝えられた。この消息筋は「海外に派遣された北朝鮮の官僚たちも『中国の経済的圧力継続によりわれわれは非常に困難な状況に陥っている。窮地に追い込まれれば中国との戦争も辞さない』とはばかることなく発言している」と語った。

 北朝鮮はこのほど、外貨稼ぎのため中国に滞在している貿易関係者を全員呼び戻したことも分かった。張成沢(チャ・ソンテク)氏の処刑以来、2回目の一斉召還だ。別の北朝鮮消息筋は「表向きは思想学習が理由だが、内部的には中国への無言の抗議という性格もある」と話した。

 北朝鮮のリ・スヨン新外相が今年5月、平壌駐在の外交官らに就任のあいさつをした際、劉洪才中国大使に会うより3日早く、アレクサンドル・ティモニン・ロシア大使に会ったことも、こうした空気を反映したものだとみられている。北朝鮮は今年に入ってから中国との高官交流を事実上中断しているが、ロシアとは接近しているように見える。4月に貿易代金のルーブル決済で合意し、5月には約100億ドル(約1兆円)に上る債務を帳消しにしてもらっている。

 北朝鮮は習主席の来韓を前に、北朝鮮に滞在している中国人に対して法律違反やスパイ容疑などを理由に長期拘束するケースが増えている。北朝鮮当局は10年以上滞在している中国系の人々に対しても監視を大幅に強化しているという。

[北朝鮮軍部「中国は千年の敵」]
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/02/2014070201540.html


「血の友誼(同盟)」から一転、「千年の敵」ですか・・。
なんとも忙しいですね(^^;


まぁ、中国は世界20ヶ国と領土問題をかかえるキチガイ国家ですが(北朝鮮も入っています)。


関連記事:[中国と領土紛争中の世界20ヶ国一覧]
http://3gensoku.seesaa.net/article/397330988.html


ちなみに、上記記事に「ロシアとは接近しているように見える」とありますが、実際に擦り寄っているようです。
以下は聯合ニュースの記事になります。


北朝鮮の黄炳誓(ファン・ビョンソ)軍総政治局長は2日、訪朝中のロシア国防省中央軍楽団に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の祝賀メッセージを伝えた。朝鮮中央通信が3日、報じた。

 黄氏はその席で「最高司令官(金第1書記)同志は朝ロ親善関係がさらに発展することを期待している」としながら、両国の親善関係強化を強調した。

 また、金第1書記が軍楽団の訪朝を歓迎するとともに、公演活動を通じ朝鮮人民軍と人民を鼓舞し両国関係の発展に寄与したことを祝っているとするメッセージを伝えた。

 軍楽団は先月25日に平壌に到着し、26日に同市内で初公演を開催。28日には朝鮮人民軍軍楽団、朝鮮人民内務軍女性吹奏楽団と共に同市内で合同パレードを行った。

 北朝鮮は中国の習近平国家主席が慣例を破り北朝鮮よりも先に韓国を訪問することに対し、ロシアとの親密さを誇示することで中国指導部をけん制し中国への依存度を減らそうとする意図があるという指摘が出ている。

[北朝鮮 ロシアとの親密さアピール=中国をけん制か」]
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2014/07/03/0300000000AJP20140703000700882.HTML


以下は東亜日報の記事になります。


ロシアは昨年、北朝鮮に前年より60%ほど増加した規模の石油を供給したことが明らかになった。これは、北朝鮮の3回目の核実験後、国際社会の対北朝鮮制裁が強化された中で行われたことであり、金正恩(キム・ジョンウン)体制発足後、北朝鮮が中国への依存度を下げるため、ロシアを積極的に引きずり込んでいるという分析が出ている。(中略)

北京の対北朝鮮消息筋は、「北朝鮮は輸入先の多角化を図るものと見られる。特に、対ロ関係を強化しようとする北朝鮮の動きに注目しなければならないだろう」と話した。

北朝鮮は、中国が非核化を韓半島政策の最優先順位に位置づけるなど、働きかけを強めると、ロシアに再び目を向けているという見方が多い。ロシアと中国との間で綱渡りをしてきたかつての等距離外交カードを再び取り出したという。(以下略)

[ロシアに接近する北朝鮮、中国経済への依存度下げる狙いか]
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014051449198


しかしロシアが、あんな何にも無い国を相手にしますでしょうかね・・。
わがままばかりで付き合うメリットが何かあるのでしょうか。。


最近の北朝鮮は日本にも擦り寄ってますね。
北朝鮮が中国から離反するのであれば、韓国、米国を頼るわけにもいきませんし・・・ロシアが現実的ですがロシア側には大してメリットがあるわけでもなく、あそこは反朝鮮感情があるという話もあるのですよね。。


もしかしますと北朝鮮が頼るとしたら、もっとも美味しいのは日本なのかもしれませんね。
少なくもとも上記の国々よりは話が通じますし、お人よしで搾り取れるでしょう、スパイも多く居ますし。。


しかし日本としては拉致問題が解決してしまえば、北朝鮮は用済みで付き合うメリットもない、、、米国もそれを許しませんし、そもそも日本は北朝鮮を国として認めていません。


朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
国際連合加盟国で唯一未承認。
朝鮮南部の大韓民国(韓国)政府を「朝鮮にある唯一の合法的な政府」としているためであるが、韓国による朝鮮北部地域領有も承認しておらず、「地域」扱いとなっている

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E5%9B%BD%E4%B8%80%E8%A6%A7


そうしますと、北朝鮮としては拉致問題を解決してしまい、日本に対する外交カード?を失うのは死活問題となります。


書きにくいですが・・・拉致問題解決は、正直なところ難しい面があるかもしれません、、、安倍さん頑張っていますが。
(そこを何とかするのが腕の見せどころではありますが)


北朝鮮から日本へ亡命したジェンキンスさんが、安倍首相に対して痛烈な諫言をしておられましたが、北朝鮮をよく知る者として思うところがあったのでしょう・・。


[【北朝鮮「拉致」再調査】「ジェンキンスさん」が沈黙を破ってぶちまけた!]
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140611-00010000-shincho-kr


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posted by K_美樹 at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 北朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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