2014年05月07日

優秀な中韓の情報工作

産経新聞が、外務省が作成した「中国・韓国のプロパガンダについての分析資料」を入手し、その概要を記事にしています。
一部引用してみます。


(前略)外務省の内部文書によると、中国による宣伝活動について「独自の主張に基づき、歴史認識を焦点とした全面的な対日批判を展開している」と指摘した。具体的には、国連総会や首脳会談といった国際会議を活用しているほか、海外メディアやシンクタンクを通じて宣伝活動を繰り広げているとした。

 欧米などの第三国に対しては「政府よりも学者、有識者、記者による発信」を積極的に利用、欧米主要メディアに「中国の発信に影響を受けた報道がある」という。さらに、国営中国中央テレビ(CCTV)の多言語チャンネルや、世界120カ国で1086校に及ぶ中国語・文化教育拠点「孔子学院・課堂」が「独自の主張を重層的に発信している」と記した。中国は2020年までに孔子学院・課堂を全世界に配置する構えだ。

 韓国の動きについては「地方自治体、民間団体、個人による積極的な活動」がみられ、慰安婦や竹島、日本海の「東海」呼称で「強い働きかけ」を展開しているという。米国内では在米韓国人が活発に動いていることを指摘した。

 竹島に関する情報戦略については「領土問題ではなく歴史問題と主張し、竹島の歴史を自国の主張に沿うように解釈している」と分析した。

                   ◇

 ■日本 広報強化も…遠い「官民一体」

 安倍晋三政権は、中韓が仕掛ける「情報戦」に対抗するため、平成26年度に予算を大幅に増額した。内閣府は「政府広報・広聴活動の推進、国際広報の強化」に25年度の44億円から65億円、外務省も「領土保全対策費」に25年度の8億1000万円から10億円をそれぞれ計上している。

 尖閣諸島や竹島に対する日本の主張を政府の動画サイトで配信して対抗、昨年末の安倍首相の靖国参拝に中国が内外で批判を展開すると海外の新聞に反論文を掲載してきた。各国でセミナーを積極的に開催したり、世界の有識者への接触を頻繁に図ったりすることで、日本の主張の理解を深めてもらう方向で対外情報戦略を進める考えだ。

 ただ、政府関係者は「中韓は官民一体での一致団結した活動を完璧に行っている」と驚きを隠さない。逆に日本の場合、「官民一体」には程遠く、「政府が前面に出る情報発信は先進民主国として世界の共感が得られない。相手の土俵に乗らないことだ」(外務省幹部)という消極姿勢も聞こえる。(以下略)

[プロパガンダを分析 外務省内部文書 中国はメディア活用 韓国は地方から展開]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140504/plc14050409000001-n1.htm


知っている内容もありますが、いちおう外務省も考えてはいるようです。
予算の増額や動画の多言語配信など、近年は外務省も活動を活発化させていますね。
(日本の動きの優勢を伝える韓国メディアもありましたね)


しかし、何度か書いていますが、中韓(特に中国)の情報工作は優秀です。
インターネットでは中韓を嘲り、おちょくるような発信が目に付きますが、調べれば調べるほど驚くべきことを行っています。


上記記事に「孔子学院」という文字があります。
サラっと書いてありますので見逃してしまいそうですが、これが何かと申しますと、中国が各国の大学と提携して大学内に設置している中国語教室(公的機関)のことです。


ちなみに日本にもあります。
wikiによりますと現在日本に設置されている孔子学院は、


立命館大学、
桜美林大学、
北陸大学、
愛知大学、
立命館アジア太平洋大学、
札幌大学、
大阪産業大学、
岡山商科大学、
早稲田大学、
工学院大学、
福山大学、
関西外国語大学、


などの大学に設置されているそうです。
そしてこれは大学のキャンパス内に設置されているのです。
そしてwikiには


「孔子学院は設置認可上において大学別科(専攻科)の扱いだが、特例として所定の単位を取得すれば、日本の大学及び中国の大学への編入も認められる。」


と記されています。。
ようするに大学の一部門のように、自然な形で国家の教育制度の中に入り込んでいます。
(大学キャンパス内に存在し、国内大学の単位として認定される教育施設に誰が疑念を抱くでしょうか?)


外務省は、これが「独自の主張を重層的に発信している」と認定していますが、このような施設が、すでに「世界120カ国で1086校」あるとのことです・・。


さらに「国営中国中央テレビ(CCTV)の多言語チャンネル」という物の存在について、“さらり”と書かれていますが、中国の海外へ向けての情報発信(プロパンガンダ)は、日本の比ではありません。
以下は、櫻井よしこさんが書いた記事の引用文になります。


 中国は2010年7月に中国版CNNともいえる国営新華社通信運営の「CNCワールド」という国際放送を開始し、24時間、365日休むことなく中国の立場に立ったメッセージを発信し続けています。

CNCはニューヨークのタイムズスクエアに大きなスタジオを構え、引き抜いてきた有能なアメリカ人キャスターに、流暢な英語で中国の視点に立った情報などを伝えさせています。


ネイティブを使って発信しているのですね・・・24時間365日。。
国営で多言語とありますので、おそらくロシア、ドイツ、フランス、イタリア、インド、ブラジル(ポルトガル語)、アラブ諸国などへも発信しているのでしょう。


櫻井よしこさんは以下のように続けています。


 CNCでの放送に加えて中国はまた、アメリカを中心とする海外のシンクタンクや大学、研究者、シンポジウムなどに巨額の寄付をし、識者や政治家、マスコミなど、さまざまなレベルに働きかけ、日本がいかに卑劣な国であるかを伝え続けています

世界中に増え続けている中国語教育機関である孔子学院も、そうした情報戦略の一環です。

中国政府が毎年費やす対外広報予算はなんと、9000億円を超えます。

ttp://megalodon.jp/2013-1210-1016-15/zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130813-00000000-pseven-soci


中国政府が費やす対外広報予算は年間9000億円を超えるとのことです・・・。


産経によりますと日本側は75億円(65億+10億)を計上しているとあります(これでも増額しているそうです)。
9000億円とは、ちょっと想像がつかないような数字です。


中国政府の対外広報予算というものが、どういうものなのか内訳がわかりませんので単純に比較はできませんが私は非常に脅威を感じます。


*        *        *


ちなみに、この記事のタイトルは、『優秀な中韓の情報工作』ですが、こういう記事を書きますと「日本を貶めるな工作員!、おとなしくウンコ食ってろww」という投書がくることがあります。


「馬鹿か!役に立たない海外広報に金を巻き上げられる特亜!!」と書かなければ工作員なのでしょうか・・。


以前、このサイトを訪れた方でアメリカ在住(数十年)の方が、「日本のネットは中韓を“おちょくる”ような言動が多いようだけど現実見えてますか?」ということをおっしゃれられていました・・・ちょっと考えさせられてしまいました。。



もしよろしければ―→ にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・外交へ
(別窓で開きます)




ラベル:孔子学院
posted by K_美樹 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ロビー活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。