2014年04月13日

反差別基本法を今年中に提出する

「ヘイトスピーチ許すまじ…白眞勲議員、法案提出へ意欲」
なるニュースが出ています。


この手の法規制のニュースは、ネット保守では、あまり出回らない傾向があります・・。
当サイトは、この系統のニュースを収集していますので記録しておきます。


 「韓国人は出て行け」「朝鮮人を殺せ」といった街宣デモ、ネット上での罵詈雑言といった人権侵害に歯止めをかけようと、一部の国会議員が動き出した。日本も批准している人種差別撤廃条約をベースに反差別基本法のようなものをつくり、ヘイトスピーチ(憎悪表現)は「許されない」とする社会認識を日本社会で共有していくのが目的。議員連盟設立発起人の一人、民主党の白眞勲参議院議員に聞いた。

反差別基本法めざす

 −−基本法はなぜ必要と考えたのか

 「街中やネット上で拡散している在日も含めた人たちへの罵詈雑言の状況に鑑みるとき、何らかの法的な枠組みが必要と考えたのが始まり。こうした差別はよくないことだ、だめだよねということを法律に書き込んだらいいというのが私の基本的な趣旨。ヘイトスピーチを直接、取り締まれればいいのだが、言論の自由、集会・結社の自由とのからみから、規制をかけるには議論に時間がかかるのではないか。であるならば、日本も批准している人種差別撤廃条約をベースとして、いろいろな差別を撲滅するような基本的な法案、法律をつくる必要があると考えた」

国の責任で啓発

 −−基本法の枠組みはどのようなものになりそうか

 「私自身は大きく3つあるだろうと考えている。まず、人権侵害行為があってはならないということを国民に広く啓発していく必要がある。その義務を国が負うということを明確にしていきたい。もう一つは国で人権委員会のようなものを立ち上げて、ほんとうに人権侵害があったのかを調査したり、勧告したりできるようにしていくこと。民主党政権時代には『人権委員会設置法案』を閣議決定しており、法律は比較的つくりやすいだろう。最終的にはそれでも守られなかったときのために刑罰をつくっていく必要があると考える。まずはこうした基本的な枠組みをつくろうということならば、ほかの議員から反対は出ないだろうと信じている」

超党派で議連を

 −−これからの日程は

 「民主党はもちろん、自民党を含む超党派の有志議員に呼びかけて議員連盟をつくっていく。有識者を集めて勉強会を重ね、ヒアリングも行いながら最終的に法案に落とし込んでいきたい。私の個人的な希望としては今国会中の法案提出が目標だ。日本のため、たとえ1歩でも2歩でも前進していきたい」

[ヘイトスピーチ許すまじ…白眞勲議員、法案提出へ意欲]
http://megalodon.jp/2014-0409-2255-26/www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=16&category=2&newsid=18787


この方・・・ネット上の法規制についても言及しているのですね。
まぁ、予想通りではあるのですが・・。


白眞勲さんは、

『刑罰をつくっていく必要があると考える。まずはこうした基本的な枠組みをつくろうということならば、ほかの議員から反対は出ないだろうと信じている』

『私の個人的な希望としては今国会中の法案提出が目標だ。日本のため、たとえ1歩でも2歩でも前進していきたい』

と述べていますが、すでに人権救済機関と人権法制定を求める大規模な署名が政府に提出されており、法律制定の道筋がつけられていました。
着々と準備が進行している様子がうかがえます。


<青年会>ヘイトスピーチ規制へ署名2万5262筆…法務省へ提出
2014-01-29

人権救済機関、人権法制定求める

 青年会中央本部(徐史晃会長)は23日、安倍晋三首相に宛てた「人権救済機関の設置と外国人人権基本法の制定を求める要請文」に賛同署名2万5262筆を添えて法務省へ提出した。この署名活動は一部の排外主義者によって各地で繰り広げられる心ない言動に心を痛めたことがきっかけ。青年会「善隣友好精神署名活動推進委員会」が発起人となり、昨年5月28日から約7カ月かけて集めた。

立法府にも要望

 要請文では一部の排外主義集団によるヘイトスピーチ・デモを「一線を超えた極めて深刻な人権侵害」と指摘。政府からの独立性を有する新たな人権救済機関の早急な設置が必要と訴えた。特に日本政府が留保している人種差別撤廃条約第4条(a)及び(b)については、いち早い留保撤回を求めている。併せて、管理型から共生に向けた抜本的な外国人施策への転換を呼びかけた。

 青年会からは徐会長をはじめとする代表4人が署名簿を持参して衆議院第二議員会館を訪れ、谷垣信行法相政務秘書官に「善隣友好精神署名」の趣旨を説明した。署名簿を受け取った谷垣政務秘書官は、「谷垣大臣と所管している人権擁護局に間違いなく伝達する」と答えた。

 この日の提出行動に同席した白真勲参議院議員は、「党の枠を超えた人権の問題として考えていかなければならない」と述べた。

 青年会の代表団はこの日、賛同署名の提出に先だって国会議事堂内に赤松広隆衆議院副議長を訪ね、同様の要望書を手渡した。

 席上、徐会長は「ヘイトスピーチに限らず、なにかと生きずらい現実がある。少しでも早い救済のため、まずは国会内に調査委員会の設置を」と訴えた。

 これに対して事前に青年会の要望書を読んでいたという赤松副議長は、「トータルな意味で日本に住む外国人との共生社会をつくるために多様性を認めようとの主旨に大賛成だ。差別の実態がどうなのかを把握するための調査委員会は請願か陳情で働きかけたらいい」とアドバイスした。

共感と激励を広げて

 青年会がこの間集めた2万5262筆のうち、ネットを除く直筆署名が2万4183と圧倒的。署名には「日韓友好を真摯に願っております」「差別や偏見の無い世の中を希望します」「絶対賛同」「賛同します。あらゆる差別を取りのぞくために」といった温かい共感と激励のメッセージが添えられていた。

 なかには、「昨今の外国籍住民の方々に対する嫌がらせ、暴言の数々に胸が痛みます。日本の政府・社会がこれ以上こうした暴挙を放置しておくことは恥です」というものや「外国人を欲求不満のはけ口にするのは日本人としてまことに恥ずかしいことだ。仲良くしようぜ」というものも見られた。

 一方、当事者の在日同胞からは、「外交問題と人権問題が分けて考えられる、外国籍住民にとって住みやすい国になることを毎日希望しています」という切実な声も。 このほか、「ヘイトスピーチには何らかの処罰或は規制を!!」「日本政府は、人種差別扇動罪を早急に成立させよ」という訴えもあった。

ttp://www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=5065&corner=2
(キャッシュ)http://megalodon.jp/2014-0212-1916-51/www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=5065&corner=2


ヘイトスピーチ自体を規制するのではなく、差別禁止法という応用度の高い大枠の法をつくるという戦略の話は以前からあがっていました。
動きはじめた、、、というところでしょうか。


ヘイトスピーチ規制法を考える…都内でシンポ

 「規制」か「表現の自由」かで意見の分かれている「ヘイトスピーチ(差別扇動)」について考えるシンポジウムが2日、東京都内で開かれた。『ヘイト・スピーチとは何か』(師岡康子著、岩波新書)の出版を記念しての催し。定員60人足らずの会場に100人が詰めかけ、立ち見が出た。

 東京造形大学の前田朗教授は「ヘイトスピーチはそれ自体が民主主義を破壊する。マイノリティーばかりか、マジョリティーの表現の自由を守るためにも処罰法が必要」と持論を展開した。

 著者でもある師岡康子弁護士は「ヘイトスピーチだけを規制しても、差別に無関心なこの社会は変わらない。その前に差別禁止法をつくり、その中に規制条項を入れていくのが、乱用の危険性を防ぐためにも現実的だ。悪質な事例は刑事規制だが、被害者がどれだけ傷ついているのかを基準として民事規制から出発すべき。まずは、マイノリティーの人たちがいかに実害を被っているのかの実態調査が必要になる」と述べた。

http://megalodon.jp/2014-0214-1504-28/www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=9&category=2&newsid=18534


「差別を禁止しましょう」という法律に対して反対できる政治家は少ないでしょう・・。


政治家は「差別に弱腰だ」とのレッテルを貼られる危険を冒すことに乗り気になることは無い。
自分がかわいいですからね・・。


人間には『自分を社会的にも道徳的にも優れた人物と思いたいし、他人からもそのように見られたい』という根源的な欲求があります。
人は倫理には勝てません。


致命的なダメージとならないことを祈るばかりです。


参考:[ヘイトスピーチやめろって風潮だけど]
http://3gensoku.seesaa.net/article/384423070.html


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posted by K_美樹 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘイトスピーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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