2014年03月30日

日本と韓国を決定的に分けたもの(1)

何やら韓国独自の教育論について報道が出ています。
ちょっと見てみましょう、、、日本とは異質ですね・・。


韓国の子育て観「他人に迷惑かけていいから勝て」〈AERA〉

 外交や歴史観で問題を抱える日韓関係。子育て、人間関係、歴史認識などで生じる夫婦間の「壁」とは。

 一見、似ている日本人と韓国人。だが、「そこが双方誤解のもと。日本と韓国は社会のつくりが全く違う」と話すのは太田厚志さん(54)だ。韓国人女性と結婚、妻の出身地・大邱(テグ)広域市で約25年暮らし、日本語などを学生に教えてきた。現在は永進(ヨンジン)専門大学・外国人主任講師。太田さんは語る──。

 韓国で暮らし始めたときは戸惑いました。人間関係のあり方が日本とあまりに違うから。日本人はまず「なごやかな雰囲気」を作ろうとする。ところが韓国人はそうじゃない。むしろそれに生理的に反発する。相手の立場を察することもない。空気など読まない。個人と個人のぶつかり合いです。

 家での子どもの教育も、日本人だと、子どもにまず教えるのは「人様に迷惑をかけるな」。でも韓国は違う。うちは大家族で、姑が、私の子どもを含む孫たちを教育しましたが、

「家族は一体だ。家族には忠誠を尽くせ。でも一歩外に出たら他人にいくら迷惑をかけてもいい。どこまでも自分を主張し、堂々と、自分のやりたいことを貫け。そして勝ちなさい」

 と教えました。
徹底した個人主義です。人間同士の一体感など求めない。目指すのは、欲望の渦である現実社会で、あの手この手で生き抜いて成功すること。自由主義なんです。一方で、韓国社会は脱線行為をしてしまった人間には寛容です。黙って放っといてくれる。

[韓国の子育て観「他人に迷惑かけていいから勝て」]
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140320-00000011-sasahi-kr


これが悪いことなのかどうかは置いておき、日本人から見ますと、とりあえず異質ではあります・・。
実は、この考え方は儒教をもとにしています。
儒教は、その本質において「公」より「私」を重んじる論理がありました。


儒教国家である李氏朝鮮において、親類縁者を「公」よりも重んじる風潮は、汚職や不正を助長し、「公」の資源を喰いものにすることがままありました。


当事者が正義漢に燃えて、汚職や不正を拒否すれば、「私」を優先させなかったことでその人は没落しかねず、保身のために汚職をするといったことが、儒教的正義として半ば公然と行われていたとのことです。


また、李氏朝鮮は過酷な儒教国家であり、孔子の故郷である中国以上に儒教的・排他的であったとされています。
儒教を何よりも重視する世相のため、「公」や「国」よりも「儒学」の研究・実践に莫大な資源が投入されることとなりました。


これらのことは朝鮮史研究の専門家 古田博司教授(筑波大学大学院教授)も、よく語っていますね。


『李氏朝鮮に高度な文明などなかった。李朝五百年は中国から学んだ朱子学(儒教)の儒礼の実践、消化に費やされ、経世済民を思わぬ李朝政権により朝鮮は貧窮に閉ざされていた。』(「棚ぼた式独立」の傷うずく韓国,古田博司)


『李氏朝鮮の国内では、両班たちが朱子学(儒教)の正統性を争っていた。朱子学の解釈権を握り、科挙の試験官を自派で占める。合格者は官僚になって、学閥は権力を手に入れる。儒者の塾は棍棒で武装し、敵方の打ち壊しまでした。朝鮮史では、これを「党争」という。』(朱子学の影引きずる朴氏の反日,古田博司)


『三年喪や祖先祭祀など、朱子学(儒教)の礼の実践ばかりした李氏朝鮮では、経世済民を考える暇がない。流浪の民が居ついた地方の知事が良い知事である。土地には所有権がなく、村には村界がなかった。町には民のための商店もない。』(朱子学の影引きずる朴氏の反日,古田博司)


しかし、ご存知のとおり、日本にも儒教は入ってきていました。
朱子学(儒教)は1200年頃には、すでに日本に入ってきていますし、その後、鎌倉〜江戸時代と研究がすすみ、普及もしました。
(坂本龍馬、勝海舟、吉田松陰、山本覚馬らが学んだ思想家 佐久間象山は朱子学者です)


明治維新後、儒教は、近代国家の成立ともうまく噛み合い、経済大国・日本への強力なバックボーンになった――とも言われています。


『経世済民を思わぬ李朝政権により朝鮮は貧窮に閉ざされていた。土地には所有権がなく、村には村界がなかった。町には民のための商店もない。』


なぜ、朝鮮と日本には、かくも惨たらしい差が生まれてしまったのでしょうか・・。


この話、もう少し続きます。
つづきは、また明日。


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