2014年02月01日

台湾「もう日本の統治を美化しない」

台湾が、歴史の教科書を改訂するそうです。。


台湾当局「もう日本の植民地統治を美化しない!」、高校の歴史教科書を改訂へ

 2014年1月27日、台湾・中国時報によると、台湾教育部は27日、カリキュラム審議会を開き、高校の国語と社会科の教科書改訂の方向性を決定する。

台湾教育部の担当者は、「現行の高校の歴史教科書は日本の台湾植民地統治に対して功績を称える記述が多く、台湾の建設は日本人がそのすべての基礎を築いたかのごとく書かれている。改訂後は日本による植民地統治を美化せず、台湾の主体性を強調する」としている。

台湾文化大学の王仲孚(ワン・ジョンフ)教授は、現行の歴史教科書について「適当でない」と述べ、当時の日本人の台湾での衛生管理について「日本が台湾に移り住みたかったからであり、台湾人を思ってのことではなかった」とした。

また、「日本人が台湾の鉄道発展の基礎を築いたとされているが、実際は日本人の前に清朝の劉銘伝(リウ・ミンチュアン)が台湾で鉄道を建設している」と指摘した。(翻訳・編集/北田)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82407


上記はレコードチャイナがソースですが、もう一つ載せておきます。
中央通訊社(台湾の国営通信社)のニュースになります。


台湾、歴史教科書改訂 「日本統治」は「日本“殖民”統治」に

(台北 28日 中央社)教育部の国民基本教育審議会は27日、今年8月から実施される12年一貫教育の高校向け学習指導要領の調整を行い、歴史科のうち台湾史の部分で日本統治時代や中華民国政府の台湾移転後の事象に関する記述や名称が“中立化”されることになった。この結果、1895〜1945年の「日本統治時期」は「日本殖民統治時期」に変更される。

教育部の林淑真次長は今回の調整の要点を、「憲法の規定に合う名称の統一使用」、「内容の補足修正」、「社会の変化に対応する重要議題の調整」と説明。日本統治時代の名称以外にも、「統治政策と台湾の人々の反応」が「殖民統治政策と台湾の人々の反応」に変更となるほか、「慰安婦」の記述には「(慰安婦になることを強制的に)迫られた」などの言葉が追加される。

同部の王作台主任秘書は、これまでの学習指導要領では、「大東亜共栄圏」の背後にある侵略構想や台湾人に対する経済的な搾取や土地の強奪、日本商社による貿易の独占などに言及しておらず、日本統治を美化しているのではないかとの指摘があったとした上で、今回の改訂では“中立的”な記述を採用し、日本“殖民”統治の功罪を併記したと述べた。

http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201401280005.aspx


これだけは、わからない部分もありますが無言の圧力を感じます・・。
まぁ、歴史を美化する必要はないのですが。


ネットを見てまわった感じですと、冷静に受け止めている方が多いようですが、やはり馬英九さん、そして国民党政権の問題にしているような印象を受けます。


しかし、、、どうでしょう・・。
そんなに簡単な問題なのでしょうか・・。
民進党代表の蘇貞昌さんも、歴史問題では日本に厳しいかたのようですし。。
(ただし親日的とは云われています)
以下は蘇貞昌さんのコメントです。


民進党の主席の蘇貞昌が今日訪ねられる時表して、今東アジアの情勢が不安で、このような行為は周辺の情勢の安定と平和に無益です。

蘇貞昌は、過去日本の軍事は武力を乱用して、侵略周辺国家を攻撃して、これは歴史が否定することができないので、特に、そんなに大きい災難がと苦痛なことをもたらして、同じく正視しないわけにはいきませんと指摘しています。

[蘇貞昌:安倍參拜靖國神社之舉無益和平](中国語)
http://tw.people.com.cn/BIG5/n/2013/1227/c14657-23961340.html


ただ、馬英九さんは、相当に不人気という話も出てきています。
支持率は、2013年9月時点で10%を切っているそうです。。
(ソースはTomoNews)




9.2%といいますと日本の感覚で考えても相当低いですね・・。
国民の約91%は支持はしていない、ということですから。。


日本では森元首相が10%を切った記憶があります。
その後は無いような気がします。(あるのかな?)


しかし、教科書を書き換えるとなると長期的には日台関係はむずかしくなっていくのかもしれません。
民進党の方も期待できないようですし・・。
教育は国の礎、これからの台湾はどのような礎によって形作られるのか、、、注視していきます。


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posted by K_美樹 at 19:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 台湾情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
嫌なニュースですね。
野党の代表も歴史修正を考えているとしたら。

台湾の馬英九総統は中国大陸出身の外省人で、ハーバード大学時代に「尖閣諸島の領有権を主張」する論文を書いている反日主義者だと知られていますね。中身が中国人だから当たり前です。

馬英九政権が当初「反日ではないか」という疑惑が出た時に、
日本人技師がが造ったダム(日本統治の善の象徴)を視察したりして「親日アピール」をしていました。それほど現在の台湾人の親日感情が強いという事でしょう。

支持率が9%。経済政策がそんなにうまくいってない?だけではここまで落ちないと思います。
日本の森首相と同じく、イメージが相当悪いのではないでしょうか。靖国参拝などで中国大陸と同じような主張をしたりしてますので。

こういう国民がいる限り、台湾の歴史教育は大丈夫でしょう。そんなに簡単に「歴史歪曲」が実現されるとは思っていません。

どちらにせよ、私たち日本人は「ああしろ、こうしろ」と言う訳にもいきませんので、見守るしかありませんね。

国政レベルで言うなら、歴史認識や靖国問題で日本が絶対譲歩しないことが必要です。日本にクレームをつける立場になったら得をする、日本に対して強い立場になれると思わせないことが重要になってきます。
Posted by 麦茶 at 2014年02月02日 09:10
>>麦茶さん いつもコメントありがとうございます(^^)

ここ数年の台湾の動きは、
何やら嫌な感じを受けることが多いですね。
日本の外交力もしくは国力が
落ちている証左なのかもしれませんが・・。

日本人の私からみても日本政府は頼りなく見えます。
他国からしてみれば、日本を味方にしてもあてにならない、
との“思い”を持ったとしても不思議ではありません。

検索してみた限り、尖閣に関する反日デモが起きている最中でも
大多数の台湾国民は親日のようですし、youtubeにも
台湾で放映されている親日番組がアップされていたりしますので、
当分は大丈夫だとは思いますが、教育が変わるとなると
不安になるのは事実です。

日本が頼りがいのある国、信頼のおける国になるのが
一番なのでしょうけれど
役人・官僚はぐだぐだ(すごい方もいるのでしょうけれど)、
政治家は民主党みたいのが与党になるような状態です。
保守層は気が休まりませんね。。
Posted by 美樹 at 2014年02月02日 23:30
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