2014年01月16日

韓国の反日の二面性

韓国在住30年以上のベテラン在韓記者、黒田勝弘さんが、韓国の反日の度合いとこれからについてコラムを書いておられます。。
下に要約文を記しておきます。


ちなみに、このニュース、日本の嫌韓系ニュースサイトでは
『韓国大手メディア、反日政策の終了を国民に通達!!!!!』
というタイトルで拡散されています。


なんなんですかね? このタイトルは・・(^^;
内容とリンクしていない気がするのですが・・。


@:韓国マスコミは反日の塊である。


A:今日の日本社会では、韓国の「反日嫌がらせ」は、よく知られていると思う。在韓30年の私でも知らないものまで知られている。おそらく韓国側のネットメディアが日本語で率先して発信している為だと思われる。このようなことをする理由は反日情報でビジネスを行っているため。(有料ニュースサービスは日本でも各種新聞社が行っていますね)


B:韓国の反日はマスメディアが突出している。日常的にはそうでもない。


C:朴槿恵は、日本との国交正常化を実現した朴正煕大統領の娘であり、日本の重要性は分かっているはずだと思いたい。引っ越しできない相手なのだから、嫌いでもやはり付き合い方はそれなりに考えなければならない。


D:最近、韓国では、国益のために日本を上手く利用しようという「用日論」が登場した。


E:日本は“用韓”論を考えてみてはどうだろう。


[韓国、反日の出口 今度は「用日」論 80年代の「克日」論に続くか]
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140114/frn1401140701000-n1.htm



昨日、「韓国人ブロガー“うどんさん”が書いた韓国の反日動向記事を要約」しましたが、“うどんさん”の記事とは、若干、印象が異なります。


黒田さんは、「韓国の反日はメディアが突出しており日常的にはそうでもない」と主張されています。
(ちなみに黒田さんは過去にも似たようなことを主張されています)

参考:[「韓国の反日」は誇張されすぎ]
http://3gensoku.seesaa.net/article/379799008.html


一方、“うどんさん”は、政府、メディア、オンライン、オフラインのすべてか超反日である。
さらに、右翼、左翼ともに反日であり、韓国の保守が親日というのは嘘で、反日ではない韓国人は「“韓国人の常識”を外れた少数の変な人」とまで述べておられます。。
(ただし、リベラルと比較して保守の方が、ほんの少しだけ反日度合いが薄いのは事実とのことです)


ちなみに、“うどんさん”によりますと、韓国テレビの反日は恐怖を感じるレベル、とのことです(^^;
この点は、黒田さんの主張と一致しています。


        *        *        *


上記の様な認識の違いというのは、どこで生まれてくるのでしょうか。
韓国に30年以上も住んでいれば、黒田さんは、ほとんど韓国人でしょう、理解が足りないとは考えにくいです。
(10年以上海外に滞在すると母国語を忘れ始めるといわれています)


黒田さんが親韓工作員である、と分析する方もいるようですが、黒田さんの記事はよく目にしますが思想的には右寄りの方だと思います(実際に韓国では極右といわれています、ちなみに黒田さんは産経記者)。
長年韓国に住んでいるのですから文化面では好意を持っている可能性はありますが、工作員が「韓国は敗戦国として国際社会に謝罪しないといけないことになる」などということは書かないと思います。


個人的に思うのは、おそらく年齢の違いなのだと思っています。
黒田さんは72歳、そろそろ高齢にさしかかろうという年齢です。
一方、“うどんさん”は、ご両親が健在とのことですし、かなり若い世代の方なのでしょう。


日本において、70歳の方に、「日本は、今、嫌韓ブーム」と言ってもピンのこない方が多数ではないでしょうか。
私にも、50代60代の知人が居ますが、話してみても韓国を嫌っている様子はありません、むしろ好意的に見ているような感じすら受けます。
しかし、日本の20代30代の韓国への怒りは、ブームという言葉を超えているような感じすら受けます。


韓国の反日を主導しているのは若い世代だと“うどんさん”は繰り返し述べていました。
72歳の方に、若い世代の深い動向などわからないのでしょう、また、交友の年齢層が高ければ、過激な反日に触れる機会も激減するはずです。


(“うどんさん”は、中高年で反日デモをするのは「一部の情けない人」と形容していました。韓国国内においても、このような中高年は、一風変わった人で良いイメージが無いのでしょう。)


韓国は、一応儒教国家、黒田さんの年齢では、たとえ日本人であったとしても表むきは敬意を払って扱われることも多いはずです。


ちなみに私にも、かなりの長期間(5〜6年)、韓国に滞在した経験のある知人(年長者)がいますが、話を聞いてみますと「日常生活で反日を聞いたことが無い」「反日デモを見たことがない」「年長者には非常に礼儀正しい」とおしゃっていました(何年も前の話ですので最近はもっと先鋭化していると思いますが・・)。


ここ最近のことはわかりませんが、こういう一見、不可思議な反日構造というのも、優しい日本人が騙される一因なのでしょう。


        *        *        *


今後、工作員や親韓左翼は、このような意外な一面を保守層の主張の反駁に利用してくるでしょう。
以下のような論法で。。


「反日デモが減っている」→「韓国の反日は弱まりつつある」
「実際に滞在したが露骨な反日は無かった」→「韓国は反日ではない」
「韓国の若者は親切だった」→「若者は反日ではない」
「反日デモなんて見たことがない」→「日本の報道はデマ」

(“うどんさん”は「基本的に反日デモは無い」とまで仰っています、かなり稀なのでしょう)


保守層は、韓国の反日の特殊な構造を知っておくことで、このようなやり方への対策を立てることができます。
韓国側の特殊な事情は知っておいて損はないでしょう。
これからも収集・記録していきます。


今は保守層に風が吹いていますが、今後、必ず左派の逆襲があるでしょう。
熱気は収まり、ブームは沈静化し、反韓勢力からも離脱者が出るでしょう・・。
これは社会運動の“定め”なのです。
問題は、その時どうするか・・・です。
ここら辺のことは、それなりに資料を集めていますので、ゆくゆくは文章化したいと思っています。
社会運動にはサイクルがあるのです。


もしよろしければ・・―→ にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・外交へ





ラベル:黒田勝弘
posted by K_美樹 at 21:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
産経新聞記者と中央日報の特派員記者を取り扱ったドキュメンタリー番組が数年前フジテレビで放送されていました。
特派員記者の方は新人研修で日本に飛ばされてきた人で産経新聞の記者が日本の世論について教授している様子が映し出されていました。
この特派員が意気揚々として自分の記事を産経の記者に渡したのですが、その内容は本人を極右と名指しするものでした。産経記者の名前は忘れましたがおそらく黒田氏かその伝手の記者でしょう。
番組の終わりには研修を終えて本国へ帰国する記者の壮行会でみんなで仲良く焼き肉を食べてましたよw
記者間の批判合戦は要はプロレスなわけですが、一般人はそうは思わないでしょう。
黒田氏が何故あのように書いたかの一助になればと思います。
Posted by at 2014年01月31日 01:58
コメントありがとうございます m(_ _)m

興味深いお話、ありがとうございます。

サイト運営の参考にしたいと思います(^^)
Posted by 美樹 at 2014年01月31日 21:53
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。