2014年01月10日

良い軍隊を作る

韓国が「グレンデールにある慰安婦像を撤去させるな」という対抗署名を開始しました。
現在、80000筆以上集まっています。
これはおそらく、100000筆を達成するでしょう・・。


[韓国が「慰安婦像を撤去させるな」と対抗署名開始!]
http://news.ameba.jp/20140108-326/


驚くべきは、その達成速度です。
1月4日に開始されて6日で80000を超えています。


強い・・・軍(隊)です・・。
(実際の内情はわかりませんけどね(^^;)


        *        *        *


大戦略家クラウゼヴィッツは、以下のように述べています。



敵の抵抗力は、

今ある「物理的な手段の量」と「意思の強さ」

という切り離す事ができない二つの要因によって示される。

        *        *        *

戦争での疲弊とは、行動の継続によって

次第に「物理的力」と「意思」が

疲弊していくことと定義づけられる。



クラウゼヴィッツは、上記の2つのどちらかを殲滅すれば勝利できると考えていました。
当たり前ですね・・・抵抗する物理的な手段が無くなれば、戦いようがありません、「抵抗しようという精神力」が無くなれば、そもそも戦いを継続しようとは思いません・・。


プロパガンダという手法がありますが、現代においては非常に有効な手段です。
敵国国内にいる平和主義者の心をくすぐることで、抵抗主義から離反させ、「戦う精神力」を破壊することができます。


敵国国内にいる平和主義者に『もう疲れた、いがみ合うことで何が生まれるんだ!!』と言わせることができれば大勝利です。


それはさておき、もう一つ、クラウゼヴィッツの言葉を引用しておきます。



軍における精神の主要な力は

次の三つである。

将師の才能、

軍の武徳、

国民精神である。



クラウゼヴィッツによりますと、勝敗を左右する「戦う精神力」は、上記3つにより構成されるとのことです。


このうち、「将師の才能」は努力しにくい分野です。
安倍首相に頑張ってもらいましょう。
もしくは、愚かな政治家は落すようにしましょう。
新たな「才能」が出てくる確率が上がります。


3番目の「国民精神」というのも、個人レベルで具体的にどうするか? と問われますと困る分野です。
「軍」は国民から生まれるのですから、知力・体力・精神力の質の高い優秀な国民であれば優秀な「軍」が編成できますが、私が具体的にどうこう言える問題でもありません。
「日本国民、皆、よく学び、鍛えましょう!」としか言えません。


では「軍の武徳」はどうでしょう。
これは「軍」というとわかり難いですが、企業・会社と考えればわかりやすいです。


---------------------------------------------------------------------
今日の市民運動は多分に企業経営に似ており、
運動開始にあたっての事前調査が必要とされるのである。
決してやみくもに突っ走るのが、市民運動ではない。
(社会のなかの人間行動学)
---------------------------------------------------------------------


どういう会社であれば、一丸となって突き進むような精神力が生まれるのでしょうか・・。


        *        *        *


まとめてみます。。
現代の国家間闘争では、物理的な全面衝突というのは極めて少ないのですから、敵の「戦う精神力」を破壊するか、自国の「戦う精神力」を強くすることによって勝利への道が開けます。


「戦う精神力」は、努力しやすい要素としては「武徳」により決まります、ここでは「保守勢力の武徳」と言い換えてみます。
一丸となって戦える“徳”を持った保守勢力(会社)を目指すべきなのでしょう。


韓国の「軍」は、驚くべき「戦う精神力」を有しています。
冒頭で、署名活動の速度について書きましたが、日本が、やっとこさ達成した署名数を一週間弱で達成しようとしています。


ただ、韓国の「軍」は、強いように見えますが、あまり知性の方は高くないようです。
「他国(日本以外)の文化財を破壊する」
「“テキサス親父”さんを恫喝する」
など、自らの首を絞める自爆行為を行っています。


参考:[テキサス親父に殺害予告]
http://3gensoku.seesaa.net/article/382692883.html


日本も早急に、強く、良い「軍」を作らなければなりませんが、一般人には到底支持できないようなことを行っている方もいるようで悩ましいです・・。
知性、情報力、分析力、論理力、行動力などが一様に高い、強く良い「軍」を作らなければなりません。。


---------------------------------------------------------------------
現代社会においては、大規模な事業を行う場合には大衆の同意がかかせない。
したがって、その事業がいかに健全なものであっても、その良いイメージを
大衆の心に印象づけることができなければ失敗に終わる。
(宣伝広報学の父・Edward Louis Bernays博士)
---------------------------------------------------------------------


もしよろしければ・・―→ にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・外交へ





posted by K_美樹 at 21:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 運動の理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市民運動に関しては、全ての組織・勢力が一個の意思の下に統一された状態を作るというのは困難でしょう。
全ての運動を統一するという理想状態を考えすぎると、敵を攻撃するよりも、味方同士の路線対立にエネルギーを使ってしまい、互いに潰し合うことになりかねません。
保守運動を強い「軍」とするためには、路線の違う味方を攻撃するよりは、より徳の高い指導者を持つ運動を盛り立てることに比重を置くべきだと思います。
Posted by ルフトバッフェ at 2014年01月10日 23:40
>>ルフトバッフェさん

いつもコメントありがとうございます m(_ _)m

>全ての運動を統一するという理想状態を考えすぎると、

同意いたします。
この辺のことは、幾つか具体的な文献も目にしたことがあります。
「ゆるい組織を想定する」
「最初から離脱・分裂を想定しておく」

社会運動には長い歴史がありますし、
ここら辺のことは、実践家の方々のノウハウがあるのでしょう。

これらのことについても、
ゆくゆくは文章化していけたらと思っています。
Posted by 美樹 at 2014年01月11日 21:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。