2014年01月08日

靖国参拝、インドの反応まとめ

安倍首相の靖国参拝に対するインドの情報が揃ってきましたのでまとめておきます。


インドは、一般的に親日の国と言われています。
麻生太郎元首相は、日印安全保障宣言に署名、安全保障で協力することを宣言しています。
あと個人的にインド好きなので・・(^^;


まずは、現在のインド政府の公式見解から。。


 インド外務省のアクバルディン報道官は31日の記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社参拝と中国や韓国の参拝への反発について問われ、

「日本と他国が議論を深め、協力して問題を解決することを望む」

と述べ、参拝自体については評価しなかった。日本や関係国を刺激することを避けたものとみられる。(ニューデリー 岩田智雄)

[インド外務省報道官 靖国参拝評価せず](産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/asi13123120120002-n1.htm


まぁ、評価も否定もせず、といったところでしょうか。。


次は、インド国家安全保障委員会事務局長補のラジェスワリ・P・ラジャゴパラン氏の談話です。


 米国やアジアの政治・安全保障に詳しいインドのラジェスワリ・P・ラジャゴパラン氏は産経新聞と会見し、安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐる中韓などの批判について、「合理的正当性はない」などと語った。主な発言は次の通り。(ニューデリー 岩田智雄)

 どの国も亡くなった兵士に敬意を表する権利がある。安倍首相の靖国参拝をナショナリズムの高まりや軍国主義の復活とみるべきではない。

 日本の首相は何人も靖国神社を参拝しているが、1985年の中曽根康弘氏の参拝に中国が抗議を始めるまでは、今回のように問題視されることはなかった。中国の経済的台頭などが厳しい反応の背景にある。

 日中間の第二次大戦に関する問題は78年の平和友好条約調印で終わっている。中国は再びこの問題をむしかえし、韓国も異議を唱えているが、そこに合理的な正当性はない。=以下略=

[「中韓の批判に合理的正当性なし」](産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140106/asi14010609090000-n1.htm


中韓の批判に合理的正当性はない、とのことです。


ちなみに、この発言に関しての中国の方の反応が下記URLで見れます。
興味がある方はどうぞ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140107-00000042-xinhua-cn


次は、インド外相の言葉です。
一番上のはインド外務省の公式声明で、以下は外相個人の発言ですね。。


 【ニューデリー共同】インド訪問中の公明党の山口那津男代表は6日、クルシード外相とニューデリーで会談した。クルシード氏は安倍晋三首相の靖国神社参拝に絡み

「日本は歴史的にいろいろ経験し、振り返って正しくないこともある。学習して先に進むのがベストだ」

と述べ、中国や韓国の反発を踏まえた慎重な対応を求めた。
 山口氏は「もっと慎重に、いろいろな影響を最小限にすることが政治家には必要だ」と重ねて参拝に苦言を呈した。

[インド外相「日本は歴史学習を」 靖国参拝で公明代表に](共同)
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010601001786.html


公明党員が何か工作したのでしょうか・・。
「日本は歴史学習を〜〜」と述べておられます。。


インドメディアの報道も記しておきます。
以下になります。


=前略=インドで340万部を誇るザ・タイムズ・オブ・インディアは
「安倍首相、物議を醸す戦没者の靖国神社に参拝」
との見出しで、安倍首相の靖国参拝に対し、中国と韓国が批判をしているという内容を報じており、
靖国参拝への評価はしていない。=以下略=

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7187


ちなみに、この「ザ・タイムズ・オブ・インディア」という日刊新聞は世界最大の発行部数を誇る英字新聞で、インド最大手の新聞とのことです。
記事の全文(英語)は下記URLで読めます。

http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2013-12-26/rest-of-world/45591673_1_war-shrine-visit-yasukuni-shrine-east-china-sea


読んでみましたが、さほど否定的なニュアンスは感じられません。
ただ、これAFPからの情報を配信しているのですね・・。


国際政治学者の六辻彰二さんによりますと、日本は情報戦において中韓に敗北しているようで、国際世論は日本に対して優しくはないようです(一昨日の当サイトの記事に掲載)。


インドが親日国とは言っても、最大手新聞が駐在員を置かずAFPから情報を買っているようでは、その程度の肝心しか日本には無いのでしょう・・。
AFPはフランスの通信社・・・ということは、ヨーロッパの有する史観にのっとった記事をインド国民の方々は読まされることになります。。

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ちなみに、インドを代表する新聞の一つとされるINDIAN EXPRESSでは
NYタイムズから情報を購入しています。
NYタイムズは有名な反日新聞になります。
以下のURLでINDIAN EXPRESSの記事(英語)を読むことができます。
http://www.indianexpress.com/news/japanese-pm-visits-contentious-war-shrine/1212277/2
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        *        *        *


現代の国家間闘争において、物理的な全面対決ということは極めて少なくなってしまいました。
大戦略家クラウゼヴィッツいわく『速やかに目的に到達する最良の方策は敵方同盟国の離間(仲たがい)である』。
これを考えますと、国家間闘争の大きな部分を占めるのは情報戦であり、『国家間闘争=情報戦争』という視点は無視したくてもできないのでしょう・・。


情報戦争において、現段階で決定的に後れをとっている日本が、ここからどう巻き返すのか、どのような戦略で敵を攻略するのか・・。
早急な対策が望まれます。


六辻彰二さんも述べていますが「何も知らない他国など無視すればよい!!」ではなく、


『靖国参拝に対する中国・韓国の非論理的な批判が、アジア情勢に無用な混乱と緊張をもたらしている。』


という記事が、各国で配信される状態にしなければなりません。


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posted by K_美樹 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 靖国参拝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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