2013年12月30日

敵国の力を破壊する

少し概念的な話をしたいと思います。


大戦略家クラウゼヴィッツは、国家間の紛争における「力」の定義について以下のように述べています。



戦争に用いられる力とは、

つまり、本来の軍事力、

国土(面積と人口)

そして同盟諸国である。




この中で、国土というが少しわかりにくいですが、戦闘において、たとえ一時的に敗北したとしても国土が残っているのであれば人員徴発、生産が可能になるため、新たに軍隊を編成可能です。
つまり、国土は“戦う力の源泉”となるものです。


さて、紛争において勝利するには、上記の3つを破壊していけばいいことになります。。


しかし、この現代において軍事力と国土を破壊すると言っても、具体的にどうすればいいのかと問われると困ってしまいます。
グローバル化がすすみ他国との“結びつき”が強くなった現代において、大国同士が、物理的に相手方の軍事力や国土を破壊するというのは少し非現実的です。。


ここで、もう一つ、クラウゼヴィッツの言葉を引用してみます。



敵の戦闘力を完全に打倒しなくても将来確実と思われる成果をあげる方法がある。

それは私たちと敵の双方にとって政治的関係に直接繋がる行動である。
つまり、敵側の同盟国を引き離すか、あるいはこれら諸国の援助を中止させる。

また、他方では自国に新たな同盟国を得て、政治的な効果が自国にとって最良になるように扇動することなどは、この目的にとって最良である。

このことが将来の成果の確実性を大いに高め、また敵戦闘力の完全な打倒よりも、はるかに速やかに目的に到達する方策であることは明らかである。




クラウゼヴィッツは、

『“敵側同盟国の離間”及び“自国の同盟国の獲得”は、
 速やかに目的に到達する最良の方策である』

と述べています。


つまり、「軍事力」「国土」「同盟諸国」の中で「同盟諸国」をターゲットにするのが肝要であると述べています。
そして、これは現代にも通じることです。。


靖国参拝以前の安倍首相は、これを忠実に実行しました。
安倍首相は就任後、各国と素早く連携、安倍内閣の方針への同意を取り付けました。


米国、英国、オーストラリア、ロシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、他ASEAN諸国など、多数の国々が日本政府の方針に同調しました。


インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンにいたっては日本の再武装まで支持しました。

[日本の武装に賛成、東南アジア4国が反中連帯]
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013013151868


一方、中韓は孤立するばかりでした。。
特に韓国は、アメリカからも外交方針について圧力をかけれられるなど厳しい立場でした。
NAVERの翻訳サイトを見ても韓国民はオロオロするばかり、韓国メディアは自虐ともとれる論調の記事を書き、パク・クネさんへの不満を述べていました。
すべてが日本の思惑通りに進んでいました・・。


しかし、今回の安倍首相の靖国参拝が、現在の状況に一石を投じる可能性はあるように思います。
非難声明をだした国やメディアには、上記の国々が多く含まれています。


今後、反中連帯国家・・・とくにASEAN諸国から離反者がでるような事態になるとすると難しい判断をせざるを得ない場面もあるかもしれません。


        *        *        *


まだ靖国参拝の影響も判断できないなか、どうこう言えるわけでもありませんが、あまりにも戦況が悪化するのであれば、戦略的撤退も考えうる選択肢なのかもしれません。


『日本の国内の問題について、他国がガタガタうるせーww』


というようなレスポンスも見かけますが、こと闘争においては勝利を至上目的にかかげ、それ以外のことは、極力、無視しなければなりません。
どのような崇高な理念、正しき道理を説いたとしても世界は大国の意向で動きます、そして負けてしまえば負け犬です。。
負け犬の余生は惨めなものです・・。
やるからには勝たなければなりません。


バランスも考慮しなければなりませんが、反日勢力(中韓)との闘争において勝利を遠ざけるような行動は、できるならば避けなければなりません。


        *        *        *


物事を成す場合、いよいよ実行にうつした結果、駄目であったのであれば撤退するしかないわけで、そうならないためには「準備」が重要になります。
撤退をしなくてもいいような「準備」をしなければなりません。
一流と二流の違いは、準備の質と量とも云われます。


どんなにやりたい事があったとしても「準備」がととのっていなければ行うことはできません。
どんなに正しい理念に基づいた行動であったとしても、討ち死にするようであれば、それを行うことを認めるわけにいきません。


今回の諸外国・海外メディアの反応と小泉政権時の反応を照らし合わせてみますと、どうも安倍政権には「準備」ができていなかったように見えます。


もしよろしければ・・―→ にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・外交へ



==========署名のお願い==========

現在、反日勢力に対抗する複数の署名活動が行われています。
協力していただけますと幸いです m(_ _)m

[売春婦像撤去の署名](テキサス親父日本事務局)
http://staff.texas-daddy.com/?eid=454

[売春婦像撤去の署名](上記とほぼ同じ内容ですが若干見やすいかもしれません)
http://www.hoshusokuhou.com/archives/34842866.html

[ニューヨーク州の慰安婦記念碑撤去](上記とまったく同じ方法で署名できます)
https://petitions.whitehouse.gov/petition/please-remove-offensive-state-nassau-county-new-york-eisenhower-park/RB7kC1hD

[カナダ トロント 南京記念日宣言撤回署名](なでしこアクション)
http://nadesiko-action.org/?page_id=3428

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posted by K_美樹 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 靖国参拝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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