複数のメディアが記事にしています。
2013年12月2日、英紙ガーディアンによると、中国を訪問中のキャメロン英首相は「英国は中国の欧州最強の支持者になる」と述べた。 キャメロン首相は12月2〜4日の日程で訪中し、中国の指導者と会談を行う。出発の際、キャメロン首相は「英国は中国の欧州最強の支持者となり、中国とEUが新しい自由貿易協定(FTA)を締結できるよう働きかけたい」とした。 キャメロン首相は中国誌に寄稿した際、「西側諸国で、英国のように中国に市場を開放しようと考えている国はほかにどこにもない。中国とG8、G20、EUの間で貿易を展開していくことを望んでいる。英国は互いの理解と尊重を基礎に中国と対話を行い、共通の利益を確保したい」としている。(以下略) [訪中のキャメロン英首相、「英国は中国の欧州最強の支持者になる」] http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79948 |
「英国は中国の欧州最強の支持者になる」
とか、イギリスの首相が言っちゃってます・・。
【北京・工藤哲】訪中しているキャメロン英首相は2日、中国の李克強首相と北京で会談し、「英国は対中関係を非常に重視しており中国の主権と領土保全を尊重する。チベットは中国の一部であることを承認し独立を支持しない」と述べた。3日付の北京紙「京華時報」が伝えた。両国は経済協力を優先し、人権問題には踏み込まなかったとみられる。 キャメロン首相が昨年5月にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と面会し、中国は強く反発。英国は対中外交・経済協力でドイツやフランスに後れを取っていた。英国も経済を優先させ、対中関係修復にかじを切ったことで、中国の人権問題に対する欧州の発言力が低下する事態も引き起こしそうだ。(以下略) [英首相:チベット独立支持せず 会談で中国首相に] http://mainichi.jp/select/news/20131203k0000e030235000c.html |
「英国は対中関係を非常に重視しており中国の主権と領土保全を尊重する。」
「チベットは中国の一部であることを承認し独立を支持しない」
こんなことも言っています。。
チベット切り捨て、、、ですか・・。
12月5日(ブルームバーグ):フランス語もドイツ語も忘れよう、今学ぶべきは中国語だ−。これが訪中を終えたキャメロン英首相の子どもたちへのメッセージだ。 英国では2014年9月から小学校でも外国語1カ国語が必修科目となる。 大半の学校では、フランス語やドイツ語、スペイン語などを教える予定で、ラテン語の授業を行う学校もある。ブリティッシュ・カウンシルによれば、中国語(北京語)で会話ができる英国の成人はわずか1%。 キャメロン首相は電子メールで、「きょう生まれた子どもたちが学校を卒業するまでに、中国は世界一の経済大国になろうとしていることだろう。フランス語やドイツ語を学ぶといったこれまでの発想を超え、中国語を学ぶ子どもたちを増やす時だ」とコメントした。 [今学ぶのは中国語でしょ−訪中終えた英首相のメッセージ] http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MXD3TZ6JTSE801.html |
「発想を超え、中国語を学ぶ子どもたちを増やす時だ」
媚中ですねー(^^;
イギリスは中国の軍門に降ってしまったのでしょうか・・。
ですが、一方で以下のようなこともしていたりします。。
小野寺五典防衛相は2日午前、英国海軍のザンベラス参謀長と防衛省で会談し、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)上空周辺を含む東シナ海に防空識別圏を設定した問題で、日英で連携して対応していくことで一致した。 小野寺氏は「一方的な現状変更は許されない。この問題は国際社会の対話の中で解決していきたい」と述べ、協力を求めた。ザンベラス氏は「英国と日本は大切なパートナーだ。この課題は国際法と対話で解決すべきだと思っている」と応じ、日本を支持する考えを表明した。 [日英連携を確認 防衛相、英海軍参謀長と会談] http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131202/plc13120211190008-n1.htm |
イギリス海軍は日本を支持と・・。
ようするに二股外交をやっているのですね。
イギリス外交の問題点とその理由については、政治学者の藤井厳喜さんも動画で解説されています。
藤井厳喜さんは、韓国への制裁を提言している方ですね。
現在のイギリスと中国の関係について参考になります。
もしよろしければ・・―→
欧州流の複雑な外交は日本人にとってのウィークポイントかもしれません。
こういうことをされると日本としては疲れます。
アメリカの対応も中途半端なところがありますし。。
イギリスは一応、親米の国ですので日米と対立するような行動は
表立ってはできないはずなのですが・・。
まぁ、藤井さんが言っているような事情があるのでしょうが、、。
困ったものです・・。
英国は代表的な親米国家であり、
米国政府も“もっとも重要な同盟”と公言するほどの関係ですが、
最近も、米国の反対をよそに英国はあっさりAIIBへの参加を
決めてしまいました。
英国はもはや過去の国、という論評もよく見る昨今ですが、
生き残りに必死なのかもしれませんね。。
地元の教育関係者からは、教育費が浮くとの事で大歓迎らしいです。
反面、「チャイナの文化侵略だ!」などと言って批判すると、周囲から冷たい目で見られたり、教育関係者ならクビになる事もあるそうです。
もう、何処の国だよって感じです。
ドイツも市場面でチャイナはお得意様(VW車の売り上げは半数がチャイナでの売り上げ)なのでほぼイギリスと似た様な感じになってます。
日本ほどではないですが、ZDF含むマスコミもすでにチャイナよりです。
>何せ、孔子学院設置数が欧州一と言うくらいですからw
そうなのですか(-_-;
孔子学院――日本国政府が中国の扇動機関と認定している中国語教室ですね。
当サイトでも何度か記事にしたことがあり、知っています。
http://3gensoku.seesaa.net/tag/%8DE%8Eq%8Aw%89%40
欧州メディアは、もともと反日的な記事を書く印象がありましたが、
史観以外の理由もありそうですね。
政府が率先して中国に擦り寄っているようでは・・。
国や文化は好きですが、信用すべきではない国だと思っています。