2013年10月22日

日本は中国軍に完敗する

「JBpress」が、「中国軍と自衛隊はどちらが優勢なのか?」
という表題の記事を載せています。


著者は政治社会学博士の北村淳という方になります。
もともとは公安に勤めていた方ですね。


ぜひ全文を読んでいただきたいのですが、長い文章ですので、核心部分となる文末部分のみ引用いたします。。


 万が一にも中国共産党指導部が「軍事攻撃を発動してでも日本政府に対して中国の要求を押し付ける」という最終決断に踏み切った場合には、まず「剥き出しの軍事攻撃」ではなく「対日軍事攻撃が実施される可能性による威嚇」を日本政府と国民に突き付けることになる。

 すなわち、(1)日本全域を攻撃することが可能な1000発近い数の弾道ミサイルと長距離巡航ミサイルによる対日攻撃(下の地図)の警告、それに(2)日本のエネルギー源である原油・天然ガスを日本にもたらす「生命線」としてのシーレーンを南シナ海やインド洋で妨害するとの警告、を日本政府に発することにより、「戦わずして」中国の要求を日本政府に受諾させようとするに違いない。

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長射程ミサイル攻撃による中国の威嚇
(『尖閣を守れない自衛隊』宝島社新書より)

 このように考えた場合、自衛隊はその持てる防衛資源(艦艇・航空機・各種防空ミサイル)を総出動させて中国の「脅し」に備える必要が生ずる。そして、自衛隊の艦艇や航空機は、飛翔してくるかもしれない弾道ミサイルや長距離巡航ミサイルを発見し(できれば)撃墜するために配置について、それらを待ち受け続けなければならなくなる。さらに、日本近海のシーレーン防衛のためにも、ミサイル防衛態勢を固めるとほとんど枯渇状態になってしまう艦艇や航空機を無理をしてでも配置に就けなければならなくなる。

 現状の海自・空自の戦力レベルでは、ミサイル防衛態勢と近海シーレーン防衛体制を固めるだけで、海自・空自の防衛資源は総出動を余儀なくされることになる。加えて、日本周辺から先の日本のシーレーンの大半は、日本自身で守れるだけの戦力を自衛隊は保持していないため、エネルギー源の途絶は覚悟しなければならなくなる。==中略==

 現在中国が手にしている対日威嚇手段、すなわち(1)大量の長射程ミサイルと(2)シーレーン妨害能力、そしてそのような威嚇から日本国民の生命財産や日本の国益を防御するために防御体制を固める自衛隊の各種防衛資源の(質はともかく)量を比較すると、

日本人にとっては、そして同盟軍にとっても残念ながら、圧倒的に人民解放軍が優位を占めている。これが、実戦経験をもとにし、かつ実戦出動を前提にしたアメリカ軍関係者たちと達した結論である。

[中国軍と自衛隊はどちらが優勢なのか?]
http://megalodon.jp/2013-1014-0450-53/jbpress.ismedia.jp/articles/-/38879
http://megalodon.jp/2013-1014-0440-02/jbpress.ismedia.jp/articles/-/38879?page=2
http://megalodon.jp/2013-1014-0420-51/jbpress.ismedia.jp/articles/-/38879?page=3
http://megalodon.jp/2013-1014-0354-15/jbpress.ismedia.jp/articles/-/38879?page=4



なかなか厳しい結論です・・。
著者の北村さんの専攻は「戦争&平和社会学・海軍戦略論」であり、戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学でPh.D.(政治社会学博士)取得している、とのことですので、なかなか重みがある言葉になってしまいます・・。


>日本人にとっては、そして同盟軍にとっても残念ながら、
>圧倒的に人民解放軍が優位を占めている。
>これが、実戦経験をもとにし、かつ実戦出動を前提にした
>アメリカ軍関係者たちと達した結論である。


わざわざ「圧倒的」とつけているのが、暗鬱な気分にさせられます。。


何度か書いていますが、当ブログは悲観的な保守派ブログを自認しています(^^;
以前から、思っているのですが、日本人は敵を侮りすぎる傾向があります。
ネット上の保守系ニュースサイト見ていても、日本に有利なニュースを流し過ぎているように感じます。


自身に有利な情報や、愛国心を煽るような報道は、人を酔わせる魅力があり、また中毒性があります。
これを、長期間にわたり服用しつづけたため、正常な判断ができなくなってしまったのが韓国です。


私は、なんとしても、、石に噛り付いてでも、、、対韓・対中闘争で勝利したいと思っています。。
愛国報道という麻薬を服用し、脳細胞を破壊し、自爆するようなことは、何が何でも避けなければなりません。
保守派は、少し悲観的なぐらいで丁度いいのだと思っています(^^;


私のような人間は、保守層から見るとおもしろくはないのかもしれませんが、なにがなんでも勝ちたいと思うのであれば、不利な情報ほど、大きく見たほうがよいのではないかな・・・と思っています。。


物事は常に思うようにはいかず、敗北は準備ができていない者のもとに訪れるのですから。


        *        *        *


ちょっと、暗い雰囲気の内容になってしまいましたが、北村さんの記事は結論部分だけではなく全文を読んでいただきたいです。


この手の軍事力比較の記事は定期的にでてくるのですが、単純な軍事力以外の部分についても言及しており興味深いです。。


多くの方に読んでいただきたい内容です、、。


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posted by K_美樹 at 20:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 自衛隊VS中国軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
引用元の記事は熟読してみようと思います。

>保守派は、少し悲観的なぐらいで丁度いいのだと思っています(^^;
>なにがなんでも勝ちたいと思うのであれば、不利な情報ほど、大きく見たほうがよいのではないかな・・・と思っています。。

同意します。
そして、絶望して敗北主義に陥ることなく、勝つための努力を全力で続けることですね。
Posted by ルフトバッフェ at 2013年10月22日 23:54
安倍さん以外で「東京に巡航ミサイルを撃ち込むぞ」と言われて、どうぞと言い返せる首相はいるでしょうか。
小泉さんは、中国の原潜が日本の領海に入ったとき、無言を続け、最後は雲隠れしたそうです。

中曽根さんでもそうでしょう。
保守派は原潜を買えとか空母を買えとか馬鹿なことを言っていますが、まずやらねばならないことはアメリカの抑止力を上げることと、国民の意識を上げることです。
Posted by 八目山人 at 2013年10月23日 08:26
まだ自信を取り戻して居ない、戦後自虐教育で育った世代に数だけの現実を突きつけるのは自殺行為。

現実問題として平和目的の施設に対する軍事攻撃は世界中を敵に廻すも同然。
中国としては極限定的な戦いで尖閣を手に入れたいでしょう。

余り日本を突付くと米国の世論を刺激し在日米軍を引き出す事となるでしょう。

後は自衛隊の装備数の増加と質の向上が重要でしょうが其の前にやるとしたら法整備と国民の強い支持を取り付ける事が必要でしょう。

因みに通常戦上の国防に関しては私は楽観派です。
Posted by 丸坊主 at 2013年10月23日 12:15
>>ルフトバッフェさん

いらっしゃいませ。
いつもコメントありがとうございます(^^)


>そして、絶望して敗北主義に陥ることなく、
>勝つための努力を全力で続けることですね。

そうですね。
その通りです!
Posted by 美樹 at 2013年10月23日 21:12
>>八目山人さん

いらっしゃませm(_ _)m


>小泉さんは、中国の原潜が日本の領海に入ったとき、
>無言を続け、最後は雲隠れしたそうです。

そんなことがあったのですか。。

しかし、当時のブッシュ大統領は、
日米関係を「史上最高の状態」と形容していました。

小泉さんは、米国の後押しもあり、靖国に参拝、
最終的には8/15の参拝もやってのけました。

原潜に対しても、
もう少し強気に出ても良かったかもしれませんね(^^;
Posted by 美樹 at 2013年10月23日 21:14
>>丸坊主さん

いらっしゃいませm(_ _)m


>余り日本を突付くと米国の世論を刺激し
>在日米軍を引き出す事となるでしょう。

そうなればいいのですが・・。

北村さんも危惧していますが、現在のアメリカの
財政状況を見れば、アジア重視と言うのは、
どうも机上の空論のようです。

行政機関のシャッターは閉まり、職員は自宅待機、
経済指標も発表できないようでは、
自国の裏側の出来事に、どこまで気を割けるかどうか。。
軍の士気にも影響しそうです、、。

財政上の問題から在日米軍の完全撤退を掲げ、
大統領選に出馬した有力議員もいましたね。

まあ、ネガティブに考えますと、
際限がないのも事実なのですけどね(^^;
Posted by 美樹 at 2013年10月23日 21:15
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